大会展望 第5回 ALL AICHI


大会委員長 大橋 健二


 
 8月の世界陸上では、男子4×100mリレーで日本チームが銅メダルに輝きました。3走は、個人種目を外れた桐生選手。アンカーは、数時間前に予選4走のケンブリッジ選手からの変更を告げられた藤光選手。世界を驚かせた快挙の陰には、様々なドラマが潜んでいます。さらに桐生選手は、9月9日に日本人で初めて「10秒の壁」を破りました。大学最後の大会での日本新記録樹立に、桐生選手の強い意志が感じられます。
 また8月31日には、サッカー日本代表男子がワールドカップの切符を手に入れました。得点した
のは21歳の井手口選手と22歳の浅野選手でした。若い力が世界への扉をこじ開けました。
 “ALL AICHI”では、最後の大会となる3年生だけでなく、来年度の愛知インターハイを担う2年生、高校のスピード・パワーにも慣れてきた1年生が、どれだけチームになれるかがポイントでしょう。選手の皆さん、持てる力を出し惜しみせず精一杯プレーしてください。
 本大会は、70回全国高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ2017)の愛知県大会です。福島インターハイ準優勝の桜花学園高校(ウインターカップ特別推薦)を除いた、男子202チーム、女子182チームが東京体育館を目指します。
 
今回は新たな試みとして、県総体9位から16位のチームを1次トーナメント内でのシードとしました。前回同様、同一地区の1回戦対決もありません。必ず他地区と対戦します。他地区の動向を高体連専門部のHP等で確認して、シミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

「男子展望」

 優勝候補は中部大第一です。東海ブロック1位で臨んだ福島インターハイでは、優勝した福岡大学附属大濠に敗れベスト8でしたが、各ポジションにつけいる隙がありません。外国人留学生だけでなく、他の選手もアンダーカテゴリーの代表等に選ばれており、チーム力でも他の追随を許しません。
 次に続くのは、県総体ベスト4の桜丘・安城学園・千種です。福島インターハイ出場の桜丘が一歩リードしている感はありますが、他の2チームも毎年着実にチームを仕上げてきますので、準決勝まで各チームが勝ち進めば白熱した試合となるでしょう。

 さらに、県総体ベスト8の名古屋・岡崎城西・名古屋大谷・清林館も楽しみなチームです。上位4チームに肉薄する好ゲームを期待しています。


「女子展望」

 優勝争いは、安城学園・名経大高蔵・星城・中部大第一を中心に展開されるでしょう。
 安城学園は、福島インターハイでは準々決勝で明星学園に惜敗しましたが、ベスト8まで勝ち進み
ました。全国レベルの多彩な攻めは必見です。名経大高蔵は、東海総体・愛知県選手権に出場し、他県の強豪校・他カテゴリーの上位チームとも戦っており、着実にチーム力を上げています。星城は昨年度優勝チームとしての意地を、中部大第一は県総体5位の悔しさを、どれだけコートで表現してくれるか、楽しみです。

さらに、県総体ベスト8の岡崎城西・名女大・愛産大三河も上記の4チームとは同地区であり、手の内は熟知しているはずです。上位進出を狙ってくるでしょう。

 選手の保護者の皆様、OB・OGの皆様、学校関係者の皆様、バスケットボールファンの皆様、是非会場で、選手のひたむきなプレーを観戦し応援してあげてください。世界選手権・ワールドカップ最終予選のような国際大会に負けない熱気で、選手を盛り上げていきましょう。


愛知県高体連バスケットボール専門部委員長 大橋 健二
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